エキスポランド事故から半年
入場8割減 遠い信頼回復 エキスポランド事故から半年
2007年11月05日17時48分
大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」で5月、ジェットコースターが脱線して1人が死亡、19人が負傷した事故から、5日で半年。8月から営業を再開したものの、遊具のトラブルが相次ぎ、入場者数は前年の2割程度にとどまっている。園内のレストランや売店も売り上げ減で苦境の中にある。府警の捜査は続いており、事故の影響は重い。
5日の開園前、事故で亡くなった会社員小河原良乃さん(当時19)の冥福を祈って、事故現場わきに建てられた慰霊碑に、園を経営するエキスポランド社の社員が集まった。伊藤正則取締役は「安全管理の徹底を再確認しよう」と話し、社員らは碑に花を手向けて、改めて安全を誓った。
同園は夏休み中の8月10日から営業を再開したが、遊具のトラブルが次々と起こった。9月に事故機と別のジェットコースターが周回後に止まらずに客を乗せたままもう1周し、10月にはボート形遊具で小学生が遊具のへりに頭をぶつけるトラブルがあった。
客足は激減。年間で最もにぎわう8月の入園者数は約4万9500人で前年の78%減。9月は1万1700人とさらに減って86%減、10月も約1万6900人で79%も落ち込んだ。
10月中旬には、点検のためコース途中で停止していた遊具を見た人がトラブルと勘違いし、連絡を受けた市があわててエキスポ社に確認する「騒動」もあった。
園内約20の売店やレストランも人影はまばら。売店の女性店員は「事故の後は休日でも人が少なくて、忙しい日もほとんどない」とこぼす。
今年4月から10月末までの入場者数は前年度の約3分の1。近年、年30億~40億円だった売り上げが大きく落ち込むのは必至だ。負傷者の一部とは補償交渉がまとまったものの、小河原さんの遺族や大半の被害者とはまだ交渉が続いている。
エキスポ社は園内での催し物での集客を狙っている。9月末から12月までサーカス、10月から1月まではチリから運ばれたモアイ像の展示と矢継ぎ早にイベントを企画。12月にも新イベントを準備している。
大阪モノレールの各駅で社員がイベントのチラシを配ったり、今年修学旅行をキャンセルした学校へ直接社員が赴いて謝罪と来年以降の来園をお願いしたりと園外の営業活動に力を入れている。エキスポ社事業部の芝和宏次長は「あれだけの事故を起こし、すぐにお客様が戻ってくるわけはない。イベントをきっかけに『エキスポも頑張ってるな』と思ってもらうことから、信頼につなげていきたい」と話している。
asahi.comより
一年とかではまだまだ無理だろっ。
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